先週、友人とおいしい焼き鳥屋さんで飲みながらあれこれと語り合いました。
そこでメタバースの話題になったのですが、友人は「なんかそういうところで、楽しいとか感動したってやっぱり違うよね?現実に勝るものはないし、当然それを優先すべき」といった意見を聞きました。「否定するつもりはない」とは言っていましたが、若干の拒絶反応のようなものを感じました。
メタバースのような仮想空間、ヴァーチャルワールドは
- 現実と同等の感動や体験ができる素晴らしいものか
- Webに置き換わる存在になるのか
- まったくの幻想、ゲームかぶれのお遊びか
- 新しい価値を生み出す新世代ビジネスの幕開けか
- ビジネスに必死になっている企業が無理やり喧伝しているだけか
私も一年近くメタバースを楽しんできたり、情報をいろいろ見ましたが、こういった「肯定・否定派論」は正直見飽きるほど見てきました。
私の思うところは、
- 「体験」がメタバースの重要要素であるがゆえに、そこまで辿りつけない人も多い
- 現実が最優先なのは、当然
- メタバースにある「発見」や「交流」や「感動」を体験し、それにより現実でなにがしかの影響があったとしたら、それは果たして「ゲーム」「仮想」なのか
体験や感動を伝えるのは、個人的なレベルではほとんど不可能です。口頭や文章でどんなに力説しても、そこに至る過程(ストーリー)が重要であり、結局は自力でたどり着かないとなりません。(小説で、「ここでこのセリフがくるかぁ~・・感動だ」となっても、その一文だけ人に伝えて果たして感動できるでしょうか)
なので、私はどちらかというと否定されるかたに一生懸命、説得するようなことはしていません。以前は、メタバースの凄さを伝えようとしてヤキモキしていましたが・・・
大事なのは、肯定派も否定派もなく、現実問題としてもこういった世界、インターフェースが着実に広がっている事実を認識することです。
「やってみてあまり面白くなかったけど、はまっている人はなにが面白いのかな?」 「話題のものなら、このサイトに載っている以外にもメタバースっていっぱいあるのかな?」 「問題点は、どうすれば解決するのかな」 など、こういった世界とより良く付き合う方法はなんなのかを模索する方が、よほど建設的だと思います。
もちろん、メタバースがネットを塗りつぶす勢いで広がる保証などどこにもありません。改善しなければならない点もたくさんあります。現実に悪影響を及ぼす可能性すらあります。
だからこそ、安直な仮想と現実論者にはならないで欲しいというのが私の願いです。